2020.02.21
Kindle OasisとiPad mini、どっちを買うべきか迷っている人向けに、iPad miniとKindle Oasis、両方持っているぼくがその使用感をレビューしてみたいと思います。
このエントリーを読むと、購入の迷いが晴れると思いますのでぜひご参考になさってください。
Kindle OasisとiPad miniの比較ポイントは以下3つになります。
というわけでそれぞれお話していきましょう!
iPad miniを初めとするタブレットを考えるとき、考慮しなくてはならないのは、Kindle Oasisよりもスマホです!
「まだガラケーが現役!」という人は、少なくともこのブログに辿り着いている人なら滅多にいないかと思います。
どうしてスマホを先に考慮したほうがいいのかといえば、タブレットにできることはスマホでもできるから。
スマホ1台あれば、SNSもブログも動画も音楽も何でも試聴できます。スマホ1台で動画編集もしてユーチューバーになる人までもいます!
しかも近年のスマホは大型していますから、ますますタブレットニーズを食いまくっているわけですね。
そうしてタブレットは、まるでスマホから逃れるかのようにノートPC化せざるを得なくなっている……というのが現状です。
しかもiPad miniは7.9インチで、スマホとの接点が限りなく近いサイズです。
だからKindle OasisとiPad miniを比較検討する前に、大型スマホとの比較──例えばiPhone 11 Pro Max(6.5インチ)とiPad mini(7.9インチ)を比較した方がいいでしょう。
さてKindle OasisとiPad miniを比較するとき、その違いとはいうまでもなく用途に差がある点です。
Kindle Oasisは電子書籍専用端末ですから、読書しかできません。
それと比べてiPad miniは、Kindleアプリを入れれば読書ができることはもちろん、SNSもブログも動画も音楽も何でもできます。
ですが……
iPad miniの何でもできるというのは、スマホでも全部できるコトなのです!
そんなわけで……
「うーん、Kindle Oasisは読書しかできないけど、iPad miniはなんでもできる。でもサイズや重さはKindle Oasisのほうがちょうどいいし……迷うなぁ……」
……という感じに悩むのは、比較の視点がちょっとズレているのでは? と問題提起をぼくはしたいわけなのですね。
iPad miniでやりたかったことを、画面は多少小さいもののスマホでやってしまえばいい、ということならば、iPad miniの必要性は消えてしまいます。
なのでまず「iPad miniでやりたかったことは、スマホで代用可能ではないか?」と自問自答してみてください。
もしそれで「あ、スマホでいいじゃん」と迷いが晴れたのなら、購入すべきはKindle Oasisだということになります。
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「iPad miniでやりたかったことは、スマホで代用可能ではないか?」と自問自答しても、iPad miniで何かしらやるべきことがある人は、購入すべきはiPad miniとなりますね。
例えば、「片手で鷲掴みできる7.9インチのベストサイズに手書きする用途がどうしてもあって、ついでに電子書籍も読みたい!」とか「電子書籍を斜め読みしたいのだけどiPhoneでは画面が小さい」など特定の用途がある場合とかですね。Kindle OasisもiPhoneも手書きはできませんので、Apple Pencilに対応しているiPad miniに軍配があがります。
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ちなみにぼくは板マニアなので、Kindle OasisもiPhoneもiPad miniもiPad Proも一通り持っていて、それぞれ用途毎に使い分けています(笑)
そんなぼくの使い分けをご参考までに紹介しますとこんな感じです。
つまり、外出時でのあらゆることはiPhoneで行います。そうして在宅時はiPhoneではなくiPad Proであらゆることを行います。
そして読書は、じっくり読みたい小説などは、iPad ProからKindle Oasisに切り替えて読みます。軽くてちょうどいいサイズだし、読書しかできないので気が散らなくていいのです(^^)
仕事の資料などを読書するときは、ページをサクサクめくりたい&俯瞰したいので画面の大きいiPad Pro10.5インチを使います。この辺については次項で説明していきましょう。
iPad miniが液晶パネルなのに対して、Kindle Oasisは電子ペーパー。
液晶と電子ペーパーの違いを詳しく説明すると膨大な文章量になってしまうので割愛しますが、誤解を恐れず一言でいえばこんな感じ。
そして直接光と反射光の違いは、目の疲れの違いと言われています。いわく、紙の読み心地を再現しているKindle Oasis(電子ペーパー)のほうがお目々の負担が少ない、らしいとのこと。
この「らしい」と書いたのは、そもそもぼくは眼科医ではないので断言する資格はないのと、直接光が本当に目に悪いのか否か、逆に反射光は本当に目に優しいのか否かは、専門家の間でも意見が分かれているようなのですね。
ぼくの体感でいえば、iPad miniも光量を抑えれば、そんなに目が疲れることはないと思うのですが、はてさて。
お目々の疲れ以外の違いとしては、ページめくりの速度が上げられます。
iPad miniの電子書籍はサクサクページめくりができるのに対して、Kindle Oasisはどうしてもモッサリします。
動画で比較してみるのが早いと思うので用意しました。
Kindle Oasisのページめくり速度
iPad miniのページめくり速度
ページめくりの早い・遅いによって何に影響が出るのかといえば、飛ばし読みや速読のときの効率ですね。
前述の通り、ぼくは仕事関係で読む書籍や、じっくり読むほどでもない実用書などは飛ばし読みをしています。
そういうときは、Kindle Oasisのページめくりでは遅いのです。
またiPhoneでは、画面が小さくてページめくりが大変だし俯瞰もしにくいのです。
そういうとき、iPadは早くてデカくていいのですが、iPad miniだと、ちょーーーっと小さいんですよね(^^; 読めなくはないんですが。
しかもiPad miniは、iPad10.2インチより高いし……
だから「読書はもっぱら飛ばし読み」という人は、iPad miniではなくて、iPad10.2インチがいいんじゃないかなと思います。
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そしてもちろん、読書はじっくり読む派なら、Kindle Oasisがベストとなります。
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以下からは、もっと細かな用途別にどっちがいいかを考えてみましょう。
マンガを読む場合……Kindle Oasisでは小さい! 小さいですョAmazonさん! いわんや、四コママンガとかでビッチリ書き込んでいる作品とかになると、Kindle Oasisでも読めません。例えばこんな作品とかね!
ただiPadも、10インチ前後と比較すると、iPad miniの7.9インチではちょっと物足りないんですけどね。やっぱり大画面のほうが絵の迫力が違います。
ちなみに、見開き状態で読みたいならiPad Pro12.9インチが欲しいところ。(でも12.9インチは重くてねぇ……)
そんなわけで、Kindle OasisとiPad miniのどっちがマンガ読みやすい?と聞かれればiPad miniですが、miniよりiPad 10.2インチのほうが安いしデカいしで、マンガを中心に読むならiPad 10.2インチがいいと思います!
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2020年現在、Kindle Oasisは手書きできませんので、iPad miniに軍配があがりますね。Apple Pencil第1世代とセットでご購入ください。(iPad miniは第2世代Apple Pencilには未対応です)
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っていうか、いつになったら電子書籍に手書きメモを残せるようになるのだろう……こんなに待望されている機能も他にないと思うのだけど……
前述の通り、ぼくはiPhone1台あれば屋外ですべて間に合う派。用途をスマホ1台に集約すると、こんないいことがあるんです。
なので出先ではスマホで済むと思うのですが、どうしてもタブレットも持ち出したい場合は、読書専用にKindle Oasisですね。
iPad miniより軽いし、iPad miniでやりたいことはスマホでできますからね。
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以上、ご参考になれば幸いです(^^)
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